阿波踊り公演

令和7年12月13日
寶船メンバーと山倉大使、パブロ・カウィッチベルモパン市長、グラシエラ・マリナ・ペレス・セレドン駐ベリーズ・エルサルバドル大使 ベルモパンでの「ガリフナ・カルチャー・ナイト」にて
「ルーツ&カルチャー・ショー」にて挨拶する山倉大使
寶船ダングリガ公演 寶船による「阿波踊り」パフォーマンス(ダングリガ 「ルーツ&カルチャー・ショー」)

「阿波踊り」、ベリーズへ—ガリフナ移住記念日および世界こどもの日イベント(2025年11月18~20日)

2025年「日・中米交流年」文化交流事業の締めくくりとして、日本の伝統芸能「阿波踊り」を現代的にアレンジした高エネルギーのパフォーマンスで知られる舞踊団「寶船」がベリーズを訪問し、ガリフナ移住記念日および世界こどもの日関連イベント来場者を魅了しました。会場は、力強い太鼓のリズムとベリーズのプンタの響きが融合し、観客がともに踊り出すほどの熱気ある空間となりました。

今回ベリーズで初めて実施した日本とガリフナ文化交流は、ナショナル・ガリフナ・カウンシル ベルモパン支部およびダングリガのペン・カヤタノ・スタジオ・ギャラリーに多大なご協力をいただき、ベルモパンとダングリガで阿波踊り公演を二度実施しました。

山倉大使は、開会挨拶において、「今回のイベントは、日本とベリーズの文化交流が新たな段階へ進む大変意義深い機会です。外交のみならず、芸術、音楽、伝統といった両国民を結びつける文化を通じて友好をいっそう深めていきたい」と述べ、文化が国境を越えて人々をつなぐ力を強調しました。

ガリフナ移住記念日の行事に続き、寶船は11月20日にベリーズシティのセント・ヴィアニー小学校にて開催された世界こどもの日イベントにも参加し、児童たちに大きな感動と喜びを届けました。
寶船メンバーとナショナル・ガリフナ・カウンシル ベルモパン支部 ベルモパンでの「ガリフナ・カルチャー・ナイト」にて
寶船による阿波踊りレクチャーの様子
山倉大使、寶船メンバー、ペン・カヤタノ氏、イングリッド・カヤタノ氏、ジオヴァニ・ピネロ氏(国立文化財機構)他 ダングリガでの「ルーツ&カルチャー・ショー」にて
セント・ヴィアニー小学校での寶船公演に集まった児童たち ベリーズ市セント・ヴィアニー小学校での阿波踊り公演